あきらめることで前向きにすすむことができるのではないのか、と思い始めたら楽になった。
心落ち着かせて、笑顔でいるつもりでも細々とした雑念が日々積み重なっていく。
歳を重ねるごとに気が重くなることも多い。
もやもやが晴れないこともある。
自分自身を縛り付けているものは何だろうか。
「ちゃんとしてなくちゃいけない、こうあるべき・・・」
けれど、いったいだれがそんなこと望んでいるのだろうか。
結局、自分を縛っているのは誰でもない自分自身なのかもしれない。
他に期待し、認めて欲しいと願う自分。
そして思い通りにいかなければ、裏切られたような気持になってしまう。
「どうして、なぜ、~してくれないんだろう。こんなに・・・」
期待すればするほど、思い通りにはいかないもの。
だから、前向きにあきらめるてみる。
夢や目標をあきらめることとは違う。
あきらめること=執着心や依存心、固定観念、認めてほしいという承認欲求を手放すということ。
そうしたら、少し心が軽くなるのではないだろうか。
自分自身を責めることなく認め、信じ理解する。
他人からの評価や見え方ばかり気にして、時に落ち込んでしまうこともある。
けれど、結局自分に関心を持っているのは誰より自分自身なのだ。
ポジティブにあきらめることで身軽になって、夢や目標に向けて前進する。
人生なんとかなる、と思いながらなんとかするものなのだ。